今回も時間がない人向けのNetflixおすすめドラマを紹介します!
前回紹介したオススメドラマ「ポリティシャン」と同じ、ライアン・マーフィープロデュースのドラマ「ハリウッド」です。
ハリウッド
評価:★★★★★(5/5)
第二次世界大戦後のハリウッド黄金時代を描いているドラマです。
その時代背景をもとに、夢に向かって立ち向かう若者たちを描いた感動作。
(当たり前ですが)自分はその時代を生きていないし、詳しくもないんですが、最終話は涙腺崩壊しました。(そういう意味で感動作)
こちらも難しいことは考えずに楽しめる作品です!
黄金時代のハリウッドに蔓延していた差別と偏見を描く
ライアン・マーフィー作品特有のLGBTの要素に加えて当時の黒人差別や偏見も加わっています。
(ちなみに、アジア人への偏見も描かれてます)
一見、重い話ではありますが、ライアン・マーフィーなので、コミカルにそして軽いタッチで描くので、視聴者側はさっと見れます。
黒人女優がハリウッド大作の主演を演じ、脚本家もまた黒人(そしてゲイ)。白人至上主義の経営者。
偏見と差別に立ち向かいながらも、夢に向かって諦めないサクセスストーリーとなっています。
残念ながらフィクション。ただし、多様性を受け入れた先に待つ世界とは。
てっきり当時のハリウッドが描かれていると思っていました。
ただ、黒人である女優がハリウッド映画で主演をやるにはもう少し時間がかかったようです。
そういう意味では、事実とは違う時代設定でのフィクションということになります。
これがライアン・マーフィーが求めてる世界なのかな?
多様性、ダイバーシティが受け入れられた世界を描いたんだと想像しています。
ただ、世界はまだ追い付いていないのだとも思い知らされる。
どうやら、この作品も物議を醸しているようです。そんなに甘くない!とのこと。
とはいえ、描くことに意味があるんだろうなと思った、私デキャンタでした。
主要人物
ジャック・コステロ(デヴィッド・コレンスウェット)
- ・退役軍人でハリウッド俳優を目指す
- ・演技は下手くそだが、あるきっかけで大作の主役に抜擢
- ・ポリティシャンにも参加している俳優ですね。(ほんと、イケメン)
デヴィッド・コレンスウェット(ダレン・クリス)
- 駆け出しの映画監督
- 自身もフィリピン系
- 黒人俳優、黒人の脚本で映画製作を目指す
カミール・ワシントン(ローラ・ハリアー)
- ハリウッド作品の主役で黒人として抜擢されることで物議を醸す。
- デヴィットの恋人
アーチー(ジェレミー・ポープ)
- 新人脚本家。
- 自身はゲイ。
作品は面白い。ただ、タイトルが、、、
作品は最高に面白んですが、いかんせんタイトルが「ハリウッド」。
検索しようにも、「Netflix△ハリウッド」だと、なかなか検索に引っかかりにくい。。
この作品が、検索上位にくるものの、それ以外の特集記事やレビューがなかなか出ない。
特に最近は、「トランスジェンダーとハリウッド」という作品があり、星野源さんがオススメしたとのことで、このハリウッドが霞んでる。。
(ちなみにこちらはドキュメンタリー映画です)
タイトルも大事なんだな〜と実感。
まとめ
タイトルはもう少し捻って欲しいですが、さすがのライアン・マーフィー作品ということで、気軽に楽しめる作品になっています。
夢を追う若者、世間体を気にする経営陣。
よくある構図ではあるものの、そこにLGBTとマイノリティを混ぜた作品。
作品自体は深く考えずとも観れる作品。(深く考えてもいいんですよ。笑)
ぜひ、参考になれば幸いです。
では!
公式ページはこちら→https://www.netflix.com/title/81088617?s=i&trkid=255824129
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