今回もNetflixドラマのレビューです。
思い返すと、いろんなドラマを観てるので、元は取っていると勝手に思っています。(原価厨、、、)
で、今回はタイトルにもある通り、(デキャンタが勝手に思っている)世界一キレイな”I love you too.”が観れるドラマです。(デキャンタ調べ)
それが「このサイテーな世界の終わり」です。
このサイテーな世界の終わり
評価:★★★★★(5/5)
自称サイコパスのジェームスと、家庭が複雑で感情のコントロールが苦手なアリッサ。
この二人があるきっかけで家出を行うロードトリップドラマ。
シーズン1が2017年、シーズン2が2019年に配信開始されています。
1話30分以内のドラマで、8話ずつの計16話で構成されています。
1時間ドラマと考えると8話相当で観終わることができるので、時間がない人にオススメです。
皮肉たっぷり少年少女の厨二病ドラマ
そもそも自分をサイコパスと思っている若者って一定数いるんでは?(思い込みです)
サイコパスではなかったとしても、人との出会いって大事なんだと思えるドラマです。
主人公のジェームスとアリッサはとにかくむちゃくちゃなんですよ。
親殴って、親の車盗んで、廃車にして、人の家に勝手に入って、、
でも、そんな二人がシンパシーを感じて、変わっていく。
その過程が、丁寧に描かれているドラマです。
特に、アリッサは複雑な家庭に育っているんですが、自称サイコパスのジェームスと比較してどっちがサイコパスかわからん。笑
でも、しっかり成長してくれます。
心の声を挿入し、感情表現が苦手な若者の繊細な気持ちを表現
このドラマの特徴は、心の声を挿入していることですね。
時には言動と、心の声が違うこともしばしば。
わかる〜!若い時って、思ってもいないことを好きな女の子に言ってしまうもんね!(中二か!笑)
このドラマでは、この心の声が良いアクセントになっています。
いい演出ですね。
特にこのドラマは、サイコパスとヒステリックのドラマなので、心の中でどんなことを思っているのかをセリフで表すことで、このチグハグさなどを視聴者にわからせることができています。
世界一キレイな”I love you too.”
話中のセリフなので、ネタバレしないように気を付けながらになりますが、世界一キレイな”I love you too.”が発出されます。
シーズン1から2へと進むに連れて、紆余曲折していきます。
くっつく二人、離れる二人、こんな二人のドタバタも、一言のセリフで観てるこっちが幸せになる。
ロケーション、セリフとセリフの間、タイミング、全てが完璧です!
これを観るだけでも価値があるドラマです。(と、デキャンタは勝手に思ってます)
気になるシーズン3は?
大変気になるシーズン3ですが、今のところ公式情報はありません。
シーズン1から2には2年ぐらいの時間がかかっているので、単純計算だと2021年の今年に配信されるんでしょうが、コロナもあるのであったとしても時間がかかるかもしれませんね。
シーズン3もあるとしたら、30分構成で作ってくれるはずなので、さくっと観れる軽快なドラマになると思います!
ここは期待して待っておくことにします。
登場人物
ジェームス
- 自称サイコパス。
- 父親が嫌い。
- すでに亡くなった母親についてトラウマがある
アリッサ
- 感情のコントロールが苦手
- 複雑な家庭で育つ
- どっちがサイコパスかわからない。
まとめ
さくっと観れる30分ドラマとして、かなりオススメの部類に入るドラマです。
繊細な感情を丁寧に映し出し、さらにコメディ要素もちょこちょこっと入れることで、重い雰囲気を感じさせないドラマに仕上がっています。
そして、アリッサが可愛い。(いや、知らんがな!!でも大事な要素。笑)
さくっと観れるドラマなので、時間がない人でも観れると思います。
では!
Netflix公式ページはこちら→https://www.netflix.com/jp/title/80175722
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