システムエンジニアの働き方と年収について

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今回は、商品レビューではなく、筆者デキャンタの自己紹介。

システムエンジニアってどんな仕事?そして、システムエンジニアである私の1日の過ごし方や実際にどんな働き方をしているのかを紹介します。

私はシステムエンジニアとして13年の実績があります。

もちろんここで紹介する内容が全てではありませんが、日本のシステムエンジニアの実態について赤裸々にお話ししたいと思います。

経験者や同業者には浅い内容になっていますがお付き合いください。

システムエンジニアになるには

日本の場合、システムエンジニアなるにはまずはシステム会社に入ることが一番の近道です。

海外との比較でよく言われることは、日本はプラグラマーの地位が低い、言われることがあります。

それは、システムを企画・設計し、プログラミングする流れの中で、企画や設計に重きが置かれているためになります。

プログラマーはあくまでも設計に基づいてプログラミングを行うことになります。

誤解を恐れずにいうと、プログラミングは誰でもできる、という評価になります。

システムができるまでの流れとして、

 ・どんなビジネスをやりたいか?

 ・ビジネスを行うにはどんなシステムが必要か?

 ・システムは具体的にどんな設計で構築するのか?

 ・設計に基づいてプログラミングを行う

後続にテスト工程がありますが、多くはこの流れでシステムを構築していくことになります。

つまり、プログラミングは設計通りにプログラムを組むことができるかのスキルが求められており、どんなシステムが必要か?までは求められていないことになります。

システムエンジニアはビジネスとプログラムをつなげるために必要な役割をになっています。

システムエンジニアになるには、システム設計をメインで行なっている会社への入社が近道となります。

なお、独学でもなれないことはありません。

発注者から案件を受注しシステム設計、そして、プログラミング(発注しても良い)しリリースする、これらをフリーランスででも可能ですがハードルが高くなります。

システムエンジニアは文系でもなれるのか

結論から申し上げると、文系でもシステムエンジニアになることが可能です。

実際、私は学部卒文系からシステムエンジニアになりました。

理系のイメージが強いシステムエンジニアですが、なぜ文系でも大丈夫なのかを説明します。

ビジネスに文系も理系も関係ない

前述の通り、「どんなビジネスをやりたいのか?」を考えるには文系も理系も関係ありません。

例えば、

  • 物流の効率化を考えるために在庫管理をスムーズに行いたい
  • Webで会員登録を行ない、そこからDMを送って販売促進をする仕組みを作りたい
  • 教育を活性化するため先生と生徒をオンラインでつなげてどこでも学習ができる環境を作りたい

ざっとシステム化ができそうな「ビジネス」を考えてみましたが、そこに文系も理系も関係ありませんよね。

何をしたいのか、何を実現したいのか、何を解決したいのか。

これらを考えるのに、文系や理系の適性は関係ないことがわかると思います。

ただし、イメージの先行もあり、理系比率が高いことは事実です。

目指すのはプログラマーかシステムエンジニアか

プログラミングには構造的に考えるスキルが必要になりますが、ここは数学の証明など、論理だった説明を行うスキルが役に立ちます。

そのため、理系教科が得意な人の方が、習得するスキルが高く早い可能性があります。(あくまでも可能性です)

日本のシステム業界の性質上、ビジネス観点のスキルの方が重宝されるため、必ずしも理系的なスキルが必要ではないです。

英語はできないとだめ?

厳密にいうと英語ではなくプログラム言語が読めるかどうかです。

プログラミング言語が英語で表現されるため英語が全くできないと厳しいかもしれませんが、中学英語レベルで十分です。

英語を知っている方がスムーズに学ぶことができますが、学ぶのは英語ではありません。あくまでもプログラム言語の表現です。

なので英語ができることは必須ではありません。ちなみに私は全く英語を話せません。笑

システムエンジニアとして働くということ

ここからは私の実際の働きややりがいについて簡単にご紹介。

どんなところにやりがいは感じるか?

システム作りはものづくりに近いです。

システムをリリースした時には、自分が関わったシステムが出来上がり、世に解き放たれる時にやりがいを感じられます。

また、プロジェクトはチームで進めることになるので、チームで目標に向かって共に作業を進めていくのが好きな人はオススメです。

私はこれを、「永遠に続く文化祭」と呼んでいます。笑

システムエンジニアの年収は?

はっきり言ってピンキリです。これは業界の構造が起因しているためです。

発注者→一次請け→二次請け・・・

建築業会と似ていると言われており、二次請け、三次請けとお金が流れていくことになります。もちろん元請けが一番お金をもらいます。

そのため、平均年収だけでいえば、元請けの方が高くなる可能性があります。

ただ、二次請け平均年収が高いこともありますのでケースバイケースといえますね。

高い年収を求めるのであれば、システム会社がどの立場でシステム開発に携わっているのかを見極める必要があります。

ちなみに、元請けか二次請けかはその会社の成り立ちに依存する部分が大きいため入社前には業界分析・会社分析は必ず行うようにしてください。

幸い私はほぼ全ての案件で一次請けとなる会社に入社できたため、比較的年収が高い部類かといえます。(業界最高水準とは行かないですが、、)

私自身、、、13年目で700〜900万といったところです。(幅を持たせてすみません)

1日の過ごし方は?

年次や立場によって変わりますが、私は13年目SEですでに管理をメインに行なっています。

そのため、はっきり言うと打ち合わせがかなり多いです。

打ち合わせは設計のレビューもありますし、案件の進捗を確認する打ち合わせ、課題に対するディスカッション、組織改善の打ち合わせ、、、などなど。

システムエンジニアは、机に座りPCに向かってずっとパチパチとタイピングしていると思われがちですが、システムはコミュニケーションで成り立っていると言っても過言ではありません。

どんな資格を持っている?

私は資格をほとんど持っていません。自己啓発弱めです。。

ただ、会社の昇格条件として取っておく必要がある資格として、以下2つを持っています。

基本情報技術者試験、応用情報技術者試験。

これらは「システムエンジニア」になるための資格ではありません。

「システムエンジニア」として必要な知識を持っていることを証明するための資格になりますので、システムエンジニアになる前から持っておく必要はありません。(もちろん取得を止めるものではないです)

システムエンジニアの仕事はきつい?

プロジェクトごとに波はありますが、繁忙期はかなりきつく感じるかもしれません。

時間的な拘束と、納期までに終わらせるプレッシャーがあります。

システムは設計後にテストを行いますが、テストでは100点でなければなりません。

不具合が出て、修正して再テストなどかなり短期間でこなしていく必要がありますので大変な時期があることは確かです。

まとめ

簡単にですが、システムエンジニアの仕事をかいつまんで紹介してみました。

今回は他業界の人向け、そして、これからシステムエンジニア になりたいと考えている人向けに作った記事になります。

経験者や業界内の人からするとかなり内容は薄いかもしれません。

決して、ブラックな業界ではないことを理解してもらって、広めていきたいと考えているのと、私自身のことを知ってもらいたいと思ったので、記事にしてみました。

参考になれば幸いです。

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